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これまでのメッセージ

主日礼拝メッセージ:金子辰己雄師

【聖書個所】

 ネヘミヤ2:9~20:

 

​【タイトル】

ネヘミヤ記(4)「城壁再建工事の初め」

 

【序論】

 ネヘミヤはアルタシャスタ王の治世第20年に、シュシャンの城で王に献酌官として仕えていた。彼は悩みがありそうな顔をして王に仕えていたので、ネヘミヤは王から「あなたは病気でもなさそうなのに、なぜ、そのように悲しい顔つきをしているのか。きっと心に悲しみがあるに違いない。」(V2)と問われ、彼は自分の民族の都エルサレムの町の城壁が壊されたままになっているからですと言い、出来るならエルサレムに帰り、城壁の再建をすることを王に願い出た。すると王はその願いを聞き、さらにエルサレムまでの旅が確実に行なわれるように軍隊をつけて道中の安全を確保し、城壁再建に使うための材木や再建工事中に住むための家の材木をも確保出来るよう、そのための手紙を書いてネヘミヤに渡し、彼はシュシャンを出発した。そして;

 

【本論】

V9~V10:「私は、川向こうの総督たちのところに行き、王の手紙を彼らに手渡した。それに、王は将校たちと騎兵を私につけてくれた。ホロン人サヌバラテと、アモン人で役人のトビヤは、これを聞いて、非常に不きげんになった。イスラエル人の利益を求める人がやって来たからである。」

 

 ネヘミヤは、「川向こう」(ペルシャから見てユーフラテス川という大きな川の向こうであるイスラエルの地域)を治めていた総督のところに行き、先ほどの手紙を手渡した。それにより、「王は将校たちと騎兵を私につけてくれた。」=エルサレムまでの旅の安全が確保されることになった。ところがそこに、ホロン人サヌバラテと、アモン人で役人のトビヤと呼ばれる人が居て、彼らはそのようにネヘミヤが王の守りを得てエルサレムにやって来るのを聞き、非常に不機嫌になったと言う。その理由は、「イスラエル人の利益を求める人がやって来たからである。」と言う。

 

​ ホロン人というのはエルサレムから北西にあるベテ・ホロンという町の出身者ですが、この人々はこの時から約280年前のアッシリヤによる移住政策によって生まれたサマリヤ人で、サヌバラテはそのサマリヤの総督であった。またアモン人というのはこの時から約1,500年ほど前にアブラハムの甥のロトの子として生まれたベン・アミの子孫で、彼もアモン人の地域の総督としてここに居た。だから彼らにはいろいろな既得権があり、ネヘミヤがやって来て城壁が再建されることは彼らにとって不都合なことだった。それで、「非常に不きげんになった。」わけである。

 

​ 先ずここに今日のメッセージの第一のポイントがある。

 

​(1)神の働きには、必ず邪魔する者が現れる、妨害は付きものだということ。

 

​ この後、このサヌバラテ、トビヤという人物はたびたび現れ、ネヘミヤたちの働きを妨害することが記されている。今日のV19でも、彼らが現れて、「おまえたちのしているこのことは何だ。おまえたちは王に反逆しようとしているのか。」と脅しをかけ、止めさせようとしている。このような妨害が起こるのを見るとき、私たちも神の働き(礼拝、福音宣教、交わり、教育)をしているが、そういう中で、いつもではないがさまざまな妨害が起こるのを見ることがある。それは、神とサタン、キリストと反キリスト、光と闇、善と悪との戦いが目に見えない霊的世界において行なわれているからである。しかし恐れることはない。何故なら、イエス様が来られたことにより、善は悪に、光は闇に、キリストは反キリストに、神はサタンに勝利しているからです。

 

​ルカ10:17~19:「…。『主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します。』イエスは言われた。『わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました。…。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません。』」

​ また、パウロはそのような霊的戦いを多く経験しているので、エペソ6:19~20で、そのような戦いの中にいる自分のためにも祈って下さいと懇願しているのです。次に、

 

​(2)私たちの神の働きには、人知れず行なわれる働きがある。

V11~V16:「こうして、私はエルサレムにやって来て、そこに三日間とどまった。あるとき、私は夜中に起きた。ほかに数人の者もいっしょにいた。しかし、私の神が、私の心を動かしてエルサレムのためにさせようとされることを、私はだれにも告げなかった。また、私が乗った獣のほかには、一頭の獣も連れて行かなかった。私は夜、谷の門を通って竜の泉のほう、糞の門のところに出て行き、エルサレムの城壁を調べると、それはくずされ、その門は火で焼け尽きていた。さらに、私は泉の門と王の池のほうへ進んで行ったが、私の乗っている獣の通れる所がなかった。そこで、私は夜のうちに流れを上って行き、城壁を調べた。そしてまた引き返し、谷の門を通って戻って来た。代表者たちは、私がどこへ行っていたか、また私が何をしていたか知らなかった。それに、私は、それをユダヤ人にも、祭司たちにも、おもだった人たちにも、代表者たちにも、その他工事をする者たちにも、まだ知らせていなかった。」

 ネヘミヤは、夜中に起き、崩されていたエルサレムの城壁を調べて回った。そのことを彼は誰にも知らせずに行なった。私たちの働きには、そのように人に知られなくても、また人に知られずに行なわなければならない働きがあるのです。

①献金や良い行ない、施しです。(マタイ6:1~4a)

 私たちはこれらの働きを、人に知られなくても行なうのです。人に知られなくても、その報いは、天において受けることが出来る。

②祈りの奉仕です。(マタイ6:5~6)

 これは、どこか人知れずに奥まった部屋に隠れて祈らなければならないということではない。自分の部屋でも、台所でも、電車の中でも、外で歩きながらでも、神様と一体一になって祈るということです。その時に重要なことは、私たちが願いや感謝をささげるだけではなく、神様が自分に語ることを聞くということでもある。

V12:「あるとき、私は夜中に起きた。ほかに数人の者もいっしょにいた。しかし、私の神が、私の心を動かしてエルサレムのためにさせようとされることを、私はだれにも告げなかった。」

 祈りを通して、神様は私たちに何かを語って下さるのです。私たちが何をどうしたら良いか、言葉で、思いで、ヴィジョンによって見せてくれるのです。私の場合は、だから毎朝の祈りの時は、必ずメモをもって跪く。そうすると、その日のスケジュールに関わることが語られたり、どうしたらよいか分からない問題の解決が見えたり、メッセージのポイントが与えられたりする。

【結論】

 だから、祈ろう。祈るときでさえも妨害がある時がある。そんな時は、先ず神様に賛美をささげる祈りから始めよう。

参考:「使徒の働き」(ACTS)の祈り:「A:adoration:御名をあがめる」、「C:Confession:罪を告白する」、「T:Thanksgiving:感謝をささげる」、「S:Supplication:懇願する」

 この後にマタイが記している主の教えにおいても、先ず御名をあがめることから始まることが教えられている。

私たちの主にある働きにおいても、ネヘミヤが経験したように妨げるものが働いているが、勝利を取られた主を見上げて祈りをささげよう。その祈りから、私たちの神の働きである城壁再建工事を始めることが出来るのです。祈りは、私たちの霊的生活、信仰生活の城壁を築くための大切な働きです。

―祈り―

 

 

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