2021年6月27日(日) 主日礼拝メッセージ:金子辰己雄師

【聖書個所】

ネヘミヤ12:31~43

​【タイトル】

「ネヘミヤ記(20)―神への城壁奉献式②―」

【序論】

 先週はネヘミヤによって完了した城壁再建工事後の献式の準備について語った。その準備において重要なことは、その奉献式を行なう人々の聖めであることを見た。それは、私たちの場合、私たち自身の神への献身、神への従順であるということだった。今日は続けてその奉献式について見るが、今日はそのメイン・イベントである式そのものについてです。奉献式というものは私たちの場合、それは礼拝に当たると思うが、その奉献式がどのように行われたか、私たちの場合で言うならば、礼拝がどのように始まってどのように終わるかという式の流れのことを見るだけではなく、式が何によって出来ているか、式にとってなくてはならないものは何かという、式を式足らしめているものについて見たいと思う。

【本論】

先ず式の流れを見てみよう。それはⅤ31~Ⅴ42に記されているが、その初めの節、Ⅴ31にはこうある。

Ⅴ31:「そこで私は、ユダのつかさたちを城壁の上に上らせ、二つの大きな聖歌隊を編成した。一組は城壁の上を右のほうに糞の門に向かって進んだ。」

「ユダのつかさたち」とは、「以上はエホツァダクの子ヨシュアの子エホヤキムの時代と、総督ネヘミヤ、および、学者である祭司エズラの時代の人々である。」(Ⅴ26)とあるように、Ⅴ22~Ⅴ25に挙げられている代表的な祭司やレビ人たち、またネヘミヤとともに城壁再建工事に携わった人々の中の主だった人たちのことである。ネヘミヤは彼らを呼び寄せ、これから行なおうとしている奉献式に、ただ観客としてでなく、式そのものを行なう者として招いたのである。

引用:NHKのドキュメンタリー番組「プロジェクトX」で見た青函トンネルの完成後の開通式。鉄道会社や工事関係者、関係する多くの方々が、北海道側と本州側の両方に分かれて列車に乗られ、開通したトンネルを通って開通式を祝った。

 ネヘミヤたちが行った城壁の奉献式もそれと少し似ていて、人々を二つの大きな聖歌隊に組み、一組は城壁の上を右方向に、もう一組はⅤ38にあるように左の方向に向かって進ませたと言う。そしてネヘミヤ自身は、その左方向に進む人々のうしろに従ったという。

Ⅴ38:「もう一組の聖歌隊は左のほうに進んだ。私は民の半分といっしょに、そのうしろに従った。そして城壁の上を進んで、炉のやぐらの上を通り、広い城壁のところに行き、」

 彼らは谷の門に集合し、そこから出発したと言われているが、彼らがどんな風に進んで行ったのか、地図で見ながら説明する。

Ⅴ32~Ⅴ37:「彼らのうしろに続いて進ん